読むと、人生がまた奥深いものになる。
最近、凪良ゆうさんの小説、「汝、星のごとく」と、続編にあたる「星を編む」の2冊を読みました。
「汝、星のごとく」は、瀬戸内海の美しい島を舞台に、ダメな親のもとに生まれ、ままならない現実の中で抗いながらも、
男女の(壮絶な愛と自立)を描いた15年の軌跡の本です。
2人が出会った、高校生時代から、30代前半までの物語です。
そして、「星を編む」では続編として、主人公の30代~58歳までの(受け入れながら生きていく)物語が描かれています。
いつも、夕方にオーディブル(耳で聞く読書サービス)で聴きながら家事をしていましたが、
「汝、星のごとく」の終盤は、あまりのリアルさに情景が目の前に浮かんできて、泣けてきたのと、しばらく夕暮れにひたり…
その後も夕げの準備をする気にならずに、出前を取る羽目になりました😿
続編の「星を編む」も、主人公の一生懸命に生きる姿とそれをとりまく人間模様が描かれていて、ほんと素晴らしかった!
映画(国宝)にも匹敵するくらいの読み応えがある、小説でした。
読んだ後の余韻がすごすぎて、思わず、文庫本も手元に置いときたくて、購入したくらいです。
自分くらいの年齢になると、人生も半分以上過ぎて、いろいろ経験も積んできましたが、
それでも読んだ後は、自分もその小説の中の人生を旅したような、、不思議な感覚があり…。
感慨深くて、べつに正解はない、自分自身だけの、いろんな人生があってもいいんだなぁと思わせてくれました。
こんな小説に出逢って、少しまた、人生が深くなったような、得をした気持ちにさせてもらいました。
有難いなぁ、と思いました。
ちなみに著者の凪良ゆうさん自身も幼少期から、児童養護施設で暮らしたりした経験をお持ちで、
そういう苦労した人が書いた作品だからこそ、味がある物語なんだろうな、と納得できました。
興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
オーディブルだと、比較的さくさく読めます。(ちなみにオーディブルの回し者ではありません笑)