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あなたの物語は人を救う

 

6月初旬にベストセラー作家であり、教育者でもある、喜多川泰さんの講演会に行ってきました。

 

喜多川泰さんは私たちの大好きな作家さんであり、その著書があまりにも素晴らしすぎて、私達はすっかり、

≪喜多川沼≫にはまってしまっています。😍

 

 

喜多川泰先生の著書はいろいろと読ませていただきましたが、どれも自分の心の奥深くに刺さる話です。

読んだ後は、自分の何かが一皮むけたような、清々しい気持ちになります。

 

ほんとに…わたしの勝手な妄想ですが、先生自体も若いころに、たくさんの苦い経験があり、それを基に教訓として、人生が豊かになる考え方の教えとして、本にして教えてくれているのだなぁ、と感じます。

 

講演会のテーマは(本を読もう、人生を笑って旅するために)でした。

 

本は人の人生を救う。そこから自分の経験を、誰かの人生に役に立てていければ、自分の過去も少し肯定できる。

 

暗闇に居続けた人は、希望の光も見つけられる人。

暗闇にいた経験がある人は、優しさや強さも身につけて、同じ境遇で苦しんでいる人の役に立つことができる。

 

本を読もう。運命的な本に出逢うことで、人生が変わることもある。

 

また、人生を変えようとするときは、少しずつ進む。一気に変えようとしない。

できるだけゆっくり、人がいかないような遠回りをして、でも誰よりも遠くへ行こう。

 

子供に何かを伝えたいときも、自分が習得したのが50才だったら、自分の子供にも50才までには習得しようね、という。

もしかしたら、自分はその時はこの世にいないかもしれないけれど、自分がその子に伝えたいことがあるならば、きちんと伝えておきたい。

 

また、自分らしいか?自分らしくていいや、と思う成長を志す。

そう、思えたところに、人生は楽しくなる。

 

自然の変化には終わりがない。

変化の途中、人間も自分が大事にはぐくんできたものを次世代に託して続いていく。

人生を変える手段は人との出逢いである。人や本や非日常に出会うことで人生観が変わっていく。

 

自分も今まで50年生きてきましたが、本を必要とするときは、たしかに人生の暗闇にいたときでした。

両親も早くに亡くなり、仕事や子育てに必死で、誰かに助けを求めたいときに、本にすがった記憶があります。

本に書かれてある言葉に、前を向く力をもらったのを思い出しました。

 

今は年を重ね、心穏やかな日々ですが、その苦しい時代を生きてこなければ、今の自分はなかったと、思います。

その「暗闇にいた昔の自分」にも、よく生きてきたね!ありがとう…とお礼が言いたい気持ちです。

 

これからは、次世代の為に、自分の身近にいる人のために、自分がいままでコツコツ積み上げてきたものを渡していきたいと思います。

 

喜多川泰先生、人生を変える素敵な本をたくさん世に出してくださり、ありがとうございました!

また、福岡喜多川泰の会の皆様、講演会の日の心のこもったおもてなしを、ありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年06月04日
恐るべし!オーディブルの世界

ながら読書のすすめ

 

最近、オーディブルという、朗読タイプの読書の世界にはまっています。

元々、本好きなので、紙をめくりながらの読書が好きなのですが、夫からオーディブルを勧められたときは、「え~私、紙派なんで…」とまったく乗り気ではなかったのです。

 

しかし、連休中に長距離移動する機会があり、自分一人で長い運転中に、試しにオーディブルを使って読書しました所、見事にはまりました!なんと、1冊の本を行き帰りの車で読み終わってしまいました。

 

しかも、お勧めは喜多川泰さんの本です。 

読んだ後は頭の中に清々しい風が吹き抜けていく感じで、マジで人生変わりますよ!

 

とくに、お勧めなのは、「運転者」や「手紙屋~僕の就職活動を変えた10通の手紙~」、「株式会社タイムカプセル社」など、おすすめです。(あくまで個人の見解ですが…)

 

試しに25才の娘に「手紙屋」を勧めたところ、通勤の車のなかで涙が止まらなかった💦と感動したそうです。

翌日の娘の机には、(走り続けろ)と書かれた自前の紙が貼ってありました!

若い人の心にも刺さるんだなあ~と感心したほどです。

 

実際の内容を少しご紹介します。(株式会社タイムカプセル社)

いろいろと人生に失敗して、どん底にいた45歳の男性(英雄)がこのタイムカプセル社に転職する。

未来の自分に宛てた手紙を確実にその人に届けていく仕事をするうちに、各地で様々な人の人生に触れるうちに自分の中の変化にも気づいていく…という物語です。

 

(中略)

出会った人はみなだれもが、悩みを抱えていた。

自分が書いた手紙と出会うことで、心の闇の中にいた彼らがその先の光に気付き、新しい人生を始めるきっかけを得ていった。

 

英雄は経営者時代に何度も講演会に足を運んでいた。経営のヒントを得るとういのも大切な目的でもあったが、

一番の目的は心に火をつけることだった。

自分の心に火とつけるのは、心に火をともしている人の話を聴きに行くのが一番だった。

 

火がついてないところに火をつけるのは、本当に大変だ。

何時間かけてもつかないことだってある。だけど、すでについている火をもらうのはほんの数秒あればできるほど簡単なことだ。

 

やる気が起きなくて、どうしたらやる気が出るかなあ~なんて考える暇があったら、どんな内容でもいいから心に火がついている人の話を聴きに行け、と言っていた。

そんなことすら、自分でわすれていたのか、、英雄は自分にあきれて思わず、笑みがこぼれた。

 

気になる方はぜひ、紙の本でもオーディブルでもお好きなほうを読んでみて下さい。

きっと、その言葉を自分のお守りとして、ずっと置いときたくなりますよ☆

 

本好きなだけで、頼りになる友が一人、傍にいる気持ちになりますし、

大事な本が2~3冊手持ちにあるだけで、自分が悩んだときに助けてくれる気がします。

 

大好きな本の中には著者の心が入った(重さ)を持った言葉が必ずあります。

その、(重さ)を持った言葉と出会うべく、読書をしてみませんか?

あなたもZEHI!(^_^)

 

 

 

2025年05月09日
自分が源泉

 開院6,5周年クリニック講演会を開きました!

 

令和7年、4月2日に株式会社アビリティートレーニング代表の木下晴弘先生を講師にお招きして、「生まれてきた役割と働くことの意義」というテーマの講演会をクリニックにて開催しました!

木下先生は人材育成のプロとして活躍されており、素晴らしい本も数々出しておられる、有名な先生です。

 

先生との出逢いは、医経統合塾セミナーでの先生の講演を拝聴したのが初めてでした。うちの院長とマネージャー2人が先生の話を聴き感銘を受け、感動の涙を流し、どうしても他のスタッフにも先生を会わせたい!と思ったそうです。

そんなこんなで、先生は大阪から新幹線に乗り、博多の当院まで来てくださる段取りになったというわけです。

 

講演会では、当院スタッフのほかにスタッフ家族や当院にゆかりがある、大事な方々もお招きしました。

普段は内視鏡室として使っている狭い空間でしたが、ぎちぎちになりひしめき合い(笑)ながらも、みんなで先生の熱量を感じられる空間となりました。

 

先生は豊かな人生を送るためには、どういう視点をもつべきか、について話をされました。

 

①願望ではなく、自然の法則がどう働くか?

海に満ち引きがあるように、「人生にも潮が満ちるときと、引くときがある」

また、自然には「始まれば終わり、終われば始まる」という「循環の法則」がある。

そして、人間も間違いなく、自然の一部だということ。

つまり、良いときも有頂天にならず、悪いときも腐ることなく、やがて来る次の波に備える。

 

また、この世の出来事はすべて対極の存在によって支えられている、これを「対の法則」といい、

夜空に上がる花火が美しく見えるのは、背後に闇があるから。

光を光と認識できるのは、闇のお陰であり、闇は学びの宝庫だということ。

☆詳しくは先生の(対の法則)をご一読ください☺

 

②現象に惑わされず、本質を見抜く

目に見えるものはすべて、目に見えないものによって支配されている。

人生では(現象:目に見えるもの)に惑わされず、常に(本質:目に見えないもの)を見抜く視点をもつ。

目に見えるものはすべて目に見えないものによってコントロールされている。

会社の離職率が高い(現象)のは、会社の組織風土(本質)が原因のことが多い、というように。

 

③自分が源泉

今ある現状はすべて自分が引き起こしたものであるととらえて、他人のせいにしない。

自分の実現、感情、行動、人生の出来事すべての「出どころ」は自分である、という考え方。

環境や他人に左右されるのではなく、(すべては自分からはじまる)という主体的な生き方

つまり、(自分が源泉)とは自分の人生を、他人任せにせず、自分の力で創り出すというありかたである。

 

 

また、人間として生まれた私は、他の支えによって生きていられるのであり、同時に自分も他を支えている。

今の境遇に感謝しつつも、更にお互いの成長を目指す。

 

言葉も大事。

どれだけ愛を持って言動を発するかが人生最大の課題。それをクリアするために積み重ねる努力が人間的成長を約束する。

 

利己の愛と利他の愛、どちらで生きるのが幸せか?

利他の愛(他を愛する)ことができる人はまず、自分を愛することができる人。

自分にないものは人にも与えられない。

 

(愛)とは、どんな時も心地よく、いつも光に満ち溢れ、癒しを与える、といったきれいごとではない。

(愛)はときに拒絶し、時に闇を与え、時に挫折を強要する。

 

しかし、その根底には「相手に真剣に関わり、相手の成長を心から願う」という熱き想いが流れている。

 

 

フゥー、いい話を聴きすぎて頭痛が~(*´Д`)となりましたが、心は満たされた気持ちで一杯になりました。

 

また、先生の講義はとても興味深く、また先生の卓越した話法にうっとりし、最後まで惹きつけられました✨

ほんとにありがとうございました。

 

また、今回は講演会を開くにあたって、スタッフが企画、運営、会場の設営やおもてなしなど、すべてにおいて頑張ってくれたことで、無事に終えることができました。スタッフにもほんと感謝です。

 

通常の業務をしながらの準備で大変なこともあったとおもいますが、みんなで協力し、絆がより深まったように感じます。

 

ただ、淡々と、働くだけでは面白くないから、これからも心に残るような出来事を織り交ぜながら、コツコツ淡々わくわくで働いていきます(^_^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年04月12日
クリニック・ブラッシュアップ計画

春の嵐も到来し、いよいよ、そろそろ暖かくなりそうな今日この頃です。

今日から、春のセンバツ高校野球が始まりましたね。

プロ野球はあまり観ないのですが、何故か高校野球はよく観ています。

丸坊主の球児達が、まったくの計算抜きで一生懸命野球をやっていて、そこには爽やかなエネルギーが感じられます。

見ていて勝ち負けに関係なく、感動させてくれます。

 

その高校野球チームの中でも、私が気になるのは沖縄県代表の「エナジックスポーツ高等学院」です。

この高校は地元をスポーツで活性化するという目的の下に開校され、廃校になった小学校跡地にあり、創部からまだ3年しかたっていません。 1年目は部員15人でスタートしたそうです。

 

「凡事徹底」をスローガンとし、チーム作りとともに人間作りも大切にしているそうです。

 

そして(ノーサイン野球)というのを採用し、選手の思考力・判断力を育成しながら、選手自身が考えて動くチームを目指して鍛錬しているそうです。

 

通常、高校野球では、監督やコーチがベンチからサインを出し、それに基づいて選手がプレーをする、というのが一般的ですが、ノーサイン野球の場合は選手自身が自ら考え、判断しながらプレーするという自走型の戦術で

す。

 

実際、練習中も何度もタイムをとり、今のやり方はこの方が良かったのでは?じゃあこの球がきたら次はこう動こう…などと選手同士で戦略を考えていました。

元々の選手の素晴らしい素質もあるでしょうが、創部わずか3年でセンバツ高校野球出場を果たすとは、すごいですよね!

 

話は変わりますが、当院も今、まさに「エナジック型クリニック」を目指しています。

患者様にもより良い医療が提供できるよう、スタッフのあり方教育に力を入れています。

 

以前は院長の指示の下(受け身)で業務をこなしていたのですが、現在はマネージャースタッフを先頭として

自分たちがいきいきと働けるクリニックにするために、自分たちで考え、行動し始めました。

 

例えば1例ですが、患者様をお迎えする外の花壇にお花を植えてみたり、気持ちよく過ごしてもらうように院内の清掃や環境整備をすること、患者様へのより良い接客を学ぶマナー研修、医療の知識を共有するための勉強会の開催、スタッフ同士のチームワークを深めるための食事会等、小さなことから少しずつ、自分たちで考えて、より良い職場に近づけるよう、日々活動しています。

 

私も知り合いのクリニックに業務を手伝いに行ったりしながら、いろいろ勉強させてもらって、良い取り組みは、自分のクリニックに取り入れていけるよう、外部との連携の役割をしています。

 

明日はどこの高校野球出場でしょうかねぇ~

高校球児にエネルギーをもらいながら、この春も明るく元気に過ごしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年03月19日
笑う門には福来る?!

二月になり、節分も無事済ませ、春の訪れが待ち遠しい季節となりました。

 

最近のニュース番組で見たのですが、東大阪市の枚岡神社で、集まった大勢の人で20分間ずっと笑い続ける、という行事を知りました。

「あーっはは」「があーっははは」「ハハハハハ」…って感じで割と無表情で笑っています。

 

しかし、笑った人たちがみんな、最初はただ感情なしに笑っていたがそのうちだんだんスッキリしてきて、最後はほんとに楽しくなってきた!と言っておられました。

へぇ~

 

また、本からの知識ですが、楽しいから笑うのではなく、楽しくなくても先に口角を上げて

無理矢理でも笑顔でいると、だんだん脳が勘違いして幸せな気分になってくる、そうです。

 

 

ちなみに医学的にも、笑うことで分泌される脳内ホルモンがあり、幸福感や鎮静、意欲を高める効果があったり、心身の健康に良い、多くの効果があるそうです。

 

 

だから… 最近では自分も、なるべく無理矢理、日ごろから笑っています。

 

あと、樹木希林さんの名言でもあるのですが、(この世の中、楽しむのではなくて、面白がろう)というのがありまして、自分的に解釈すると、「サラ川的生き方」ではないかなあ、と思います。

 

サラ川とは、サラリーマン川柳のことです。

 

決して現実は楽しくない、面白くない事実なんですが、それをあえて逆手にとり可笑しく捉えて、川柳にして楽しむという…

作った人々に人間的な余裕すら感じます。 

 

せっかくなので、いくつかご紹介します↓

 

面食らう 米の高値に 麺喰らう

電気代 あまりの高さに 暗くなる

口きかぬ 子のインスタに いいね!押す

70才 おらの村では 青年部

ノー残業 おかげで明日は 超残業

定年後 犬も嫌がる 5度目の散歩

草食と いわれる息子 金を食う

増えていく 暗証番号 減る記憶

紙減らせ その指示がまず 紙で来る

オンライン 上司と知らずに 打ちのめす

 

読むだけで、なんかぷぷぷ、と笑えますよね!?

 

矛盾だらけグレーだらけの世の中ですが、私もサラ川の達人たちを見習い、「面白がって」生活してみます (*^。^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年02月09日
そういう小さなことが大切

NHKの朝ドラが好きで、よく観ています。

 

何が魅力かって、朝ドラには人生の教科書というか、応援歌みたいな要素があるところです。

 

今は「おむすび」という朝ドラで、平成元年生まれのギャルヒロイン米田結(よねだゆい)が、幼い頃に阪神大震災を経験し、傷つきながらも、栄養士として歩んでいく…というドラマです。

 

ドラマの中で、震災で一人娘を亡くした靴職人の父親(ナベさん)が、娘と同い年くらいのギャルたちとギャル靴を頼まれて作っていく中で仲良くなっていき、

その中で一緒にプリクラを撮ってアルバムに大事に保管しています。

 

ある時にナベさんと結の父(マサト)が近所の居酒屋でプリクラの写真を見て、

 

マサト 「今の時代、携帯でいくらでも写真撮れるのにどうしてプリなんや?」と言います。

 

それに対してナベさんはこう言います。

「それが思い出なんやて。」 

「携帯でパシャーと撮るんやなくて、機械に一緒に入って、メイク整えて、撮影して、どんな文字書こうか、あーだこーだ言うて、写真を分け合うまでが思い出なんやそうや。

いや、最初はしょーもな、って思ってたけど、そういう小さなことが大切なんやなって…。

最近、つくづく思うようになったわ…」

と、自分の亡くなった一人娘との生活を思い出しながら、話します。

 

 考えさせられる…

 

思うと、人生は絶えず変化して同じ状態にとどまることがなく、日々の生活のなかでは嬉しいことや哀しいこと、楽しいも苦しいも(ごちゃ混ぜ)になってて…日常の小さなことは気にも留めないけど

 

でも、そういう小さなささやかな思い出を積み重ねることで、死ぬ前には自分はまあまあマシな人生やったなあと思えるのではないか、、と感じました。

 

毎日、朝ドラを観ながら、自分の人生も振り返っています(*´Д`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年01月24日
人生の後半、あなたならどう生きるか?

  人間の本来の寿命は50年🐢

 

ある著名な生物学者の方のお話を抜粋しますと、哺乳類や鳥類は心臓が15億回程度鼓動したら寿命を迎えるそうです。

 

人体は構造物のため、老朽化し、耐用年数が尽きるときが来る。

それを乗り越える方法として編み出したのが(ある程度のところで体を新しく作り直す、それが子供を作るということだ)と解説されています。

分かりやすい例がサケで、産卵し、次の遺伝子を残すことができたら、すぐ死ぬのだそうです。

 

 

体の大きさと寿命との関係なども加味すると、「人間の寿命は50年くらい。その証拠に、50歳を過ぎると

視力や体力が落ちたり病気になりやすくなったりする」そうです。 

 

なるほどなあ、実感です。

 

医療や科学技術の発達により、感染症や過酷な変化で早く亡くなることが減り、現在は寿命が劇的に延びたけれど、「50歳以降の人生というのは、医療や技術によって作られた特別な時間であり、感謝しないといけない」と語られています。

 

実際、人類の数百万年の歴史のなかで平均寿命が50歳を超えたのは、ここ数十年のこと。

ただ、それは「莫大なエネルギーと引き換えに可能となった」とし、

「本来、次世代が使うはずのエネルギーや食糧を消費してしまっていることを意識しないといけない」と指摘されます。

 

そこから、生物学的に導きだされるのは、「次世代のために生きることが長生きの許可証が与えられる条件」になると。

 

なんですと~?!

 

これを人間に当てはめると、「体力的に可能なら、例えば孫の面倒を見たり、農業などで食糧を生産したり、

老老介護を行ったりすることは次世代の負担を軽減できる」のでお勧めだとのことです。

 

また、体に関しては、50歳以降は「保証期間を過ぎているのだから、健康な状態が標準との考えはできるだけ持たず、何か病気があるとか体が痛いとかいうことがあっても、あまり不幸だと思わずに過ごしてほしい」

とのことです。

 

自分も、あまり大きな社会貢献はできないかもしれないけど、次世代にとって助けになるように、自分が生きているうちは少しでも動いて、若い人のために何かをしていこう!と改めて思いました(^^)

 

なお、今回は(人間にとって寿命とは何か:本川達夫著)を参考にさせていただきました。

気になる方はお読みになってみてください(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年01月22日
検査後にお茶とお菓子をお出しする理由

いつも、当院をご利用いただきありがとうございます。

 

当院では、開業以来ずっと内視鏡検査後の患者様に、お茶とお菓子をサービスでご提供しています。

 

内視鏡検査のときは、前日より食事制限があり、検査当日も絶食でご来院いただく必要があります。

検査後は麻酔もまだ少し残っている方も多く、ふぁ~とした感覚です。

 

その状態で検査後の説明を聞きますと、その時は理解したつもりでも後日、あれ?どんな話をしたっけ…

と、忘れている方も多いです。

 

検査後は空腹で体の血糖値も下がっており、ぼーっとした感覚がありますので、お茶で水分を補い、お菓子で血糖値を上げることにより、食べた後は体が目覚めるような感じがします。

 

検査が終わってお帰りになる際に、ふらつきなどを防止する効果もあります。

 

また検査の日は、患者様は、普段のお仕事や家事を休んで来ていただいていますので、検査後は皆様にひと時の休憩をとっていただきたい、という私たちの想いがあります。

 

いつもお疲れ様です✨、という想いと、日々の生活を頑張る皆様への敬意をこめて、一杯一杯、スタッフがお茶(コーヒー)を作っております。

 

ちなみに麻酔を使用しなかった患者様は、検査後比較的すぐにお帰りいただけますが、喉の麻酔は残っておりますので、すぐには飲食ができません。

 

 

検査後のお茶とお菓子のご提供は、私たちの真心を患者様にお伝えする手段ですので、出来る限り続けて行きたいと思っております。

 

今日はどんなお菓子が出るかな~✨とささやかな楽しみにして頂いて、いらしてください!

 

スタッフ一同、笑顔でお待ちしております!(^^)!

 

 

 

 

2024年11月06日
麻酔を使った内視鏡検査のメリット

いつも当院をご利用いただき、ありがとうございます。

 

当院では、なるべく苦しくない、痛みが少ない内視鏡を提供するために、麻酔を使った内視鏡検査をご提案しております。

今回は麻酔を使うことのメリットについてお伝えしていきたいと思います。

 

当院ではおよそ95%の方が内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)の際に鎮静剤を使った麻酔を使って、検査を受けておられます。

麻酔といっても全身麻酔ではなく、静脈麻酔です。(血管に鎮静剤を注入して、麻酔をかける方法です。)

 

胃カメラは麻酔をしないで受けると、たとえ手技が上手な医師が担当しても、カメラが喉を通過していくときに、まあまあ喉の痛みや違和感は感じます。

 

麻酔なしでする場合は、医師は患者さんに声かけしたり、検査中の痛みを少なくすることに意識が向きますので

実は、患者さんの喉は、それほどじっくりは観察できません。

 

麻酔をして患者さんが眠っていると、その分検査自体に集中して、じっくりと観察をすることができます。

 

麻酔は痛みをとる作用と眠くなる作用をもつ薬を配合して使用しますので、

患者さんも概ね、検査終了後は眠っている間に楽に検査ができた、、と思ってもらうことが多いです。

 

大腸カメラも同様で腸が長い人や、おなかの手術を受けたことのある人、痛みに敏感な人などは、麻酔なしで検査をしますと、痛みを感じる方が多いのですが、麻酔をすることで比較的楽に検査が終わります。

 

…ということで、麻酔を上手に使うことは、患者さんにも検査をする側にも、メリットがあるということです。

 

 

 

この先、当院では、特に大腸カメラに力をいれて行こうと思っています。

(昨今、生活習慣の変化により若い世代でも大腸がんが増えています!)

 

検査では、大腸を行ったり来たり、何度もじっくりとみているのですが、麻酔を使うことで医師が検査に集中でき、見落としがない、確実な検査につながります。

 

もちろん、検査中は医師が検査に集中できるよう、患者さんの全身状態を看護師が二人体制で観察します。

患者さんが不安がないように声掛けや背中をさすったりなどのケアも行っております。

 

しかし、麻酔も当然、完璧な手段ではありません。デメリットはあります。

薬ですので、人によっては鎮静が効きすぎたり、気分が悪くなったり、確率は非常に稀ですが、麻酔薬にアレルギーがあり、重篤な症状が出る方もおられる場合があります。

 

別のブログでも記載しましたが、麻酔を使用しての内視鏡が出来ない方々もおられます。

麻酔を使用できない方に関しては(やりたくてもできない!)というタイトルのブログをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年09月29日
プラチナドクター、来たる!

近い将来、看護師業界の間で流行するであろう言葉【プラチナナース】

 

どういう意味かと申しますと、定年前後の看護師さんを指して言う言葉ですが、専門職として熟練した看護技術と、人生経験による豊かな人間性も兼ね備えている方々を指して言うそうです。

 

何かトラブルが起こっても、解決する力を持っている人が多いことから、頼りになる、素晴らしい、という意味合いも込めて、こう名付けたのだと思います。

 

初夏頃に、当院にもプラチナナースならぬ、女性のプラチナドクター✨をお招きする運びとなりました。

(以下、U医師と呼びます。)

U医師は研修医時代、まだまだ女医さんが少ない時代の頃、今では考えられないようなバンカラみたいな荒々しい男性指導医の下で修行をされた、根性の人です。

 

現在では内視鏡医として、数々の健診センター、総合病院の内視鏡室などでご勤務され、人々の健康増進に貢献してこられました。

当院にも週1回、毎週月曜日に内視鏡検査を担当していただいております。

 

福岡徳洲会病院の仲道孝次先生師事のもと、浸水法(患者さんの痛みをより和らげる内視鏡)を取り入れておられ、丁寧で優しい内視鏡を実践されておられます。

 

西村知美似の、笑顔がキュートなとても魅力的で素敵な、プラチナドクターです。

 

U医師の他にも、他の内視鏡ドクターの方々にもお世話になっております。

皆さん、大学病院や総合病院で勤務されている、内視鏡のスペシャリストです。

 

今後も地域の皆様の健康を守るために、微力ながら自分たちができることをコツコツとやってまいります!

 

 

 

 

 

 

 

2024年09月12日