二月になり、節分も無事済ませ、春の訪れが待ち遠しい季節となりました。
最近のニュース番組で見たのですが、東大阪市の枚岡神社で、集まった大勢の人で20分間ずっと笑い続ける、という行事を知りました。
「あーっはは」「があーっははは」「ハハハハハ」…って感じで割と無表情で笑っています。
しかし、笑った人たちがみんな、最初はただ感情なしに笑っていたがそのうちだんだんスッキリしてきて、最後はほんとに楽しくなってきた!と言っておられました。(ほんと~??)
また、本からの知識ですが、楽しいから笑うのではなく、楽しくなくても先に口角を上げて
無理矢理でも笑顔でいると、だんだん脳が勘違いして幸せな気分になってくる、そうです。(うそー?)
ちなみに医学的にも、笑うことで分泌される脳内ホルモンがあり、幸福感や鎮静、意欲を高める効果があったり、心身の健康に良い、多くの効果があるそうです。(えー!?)
だから、最近では私も、なるべく無理矢理、日ごろから笑っています。
あと、樹木希林さんの名言でもあるのですが、(この世の中、楽しむのではなくて、面白がろう)というのがありまして、自分的に解釈すると、「サラ川的生き方」ではないかなあ、と思います。
サラ川とは、サラリーマン川柳のことです。
決して現実は楽しくない、面白くない事実なんですが、それをあえて逆手にとり可笑しく捉えて、川柳にして楽しむという…
作った人々に人間的な余裕すら感じます。
せっかくなので、いくつかご紹介します↓
面食らう 米の高値に 麺喰らう
電気代 あまりの高さに 暗くなる
口きかぬ 子のインスタに いいね!押す
70才 おらの村では 青年部
ノー残業 おかげで明日は 超残業
定年後 犬も嫌がる 5度目の散歩
草食と いわれる息子 金を食う
増えていく 暗証番号 減る記憶
紙減らせ その指示がまず 紙で来る
オンライン 上司と知らずに 打ちのめす
読むだけで、なんかぷぷぷ、と笑えますよね!?
矛盾だらけグレーだらけの世の中ですが、私もサラ川の達人たちを見習い、「面白がって」生活してみます (*^。^*)
NHKの朝ドラが好きで、よく観ています。
何が魅力かって、朝ドラには人生の教科書というか、応援歌みたいな要素があるところです。
今は「おむすび」という朝ドラで、平成元年生まれのギャルヒロイン米田結(よねだゆい)が、幼い頃に阪神大震災を経験し、傷つきながらも、栄養士として歩んでいく…というドラマです。
ドラマの中で、震災で一人娘を亡くした靴職人の父親(ナベさん)が、娘と同い年くらいのギャルたちとギャル靴を頼まれて作っていく中で仲良くなっていき、
その中で一緒にプリクラを撮ってアルバムに大事に保管しています。
ある時にナベさんと結の父(マサト)が近所の居酒屋でプリクラの写真を見て、
マサト 「今の時代、携帯でいくらでも写真撮れるのにどうしてプリなんや?」と言います。
それに対してナベさんはこう言います。
「それが思い出なんやて。」
「携帯でパシャーと撮るんやなくて、機械に一緒に入って、メイク整えて、撮影して、どんな文字書こうか、あーだこーだ言うて、写真を分け合うまでが思い出なんやそうや。
いや、最初はしょーもな、って思ってたけど、そういう小さなことが大切なんやなって…。
最近、つくづく思うようになったわ…」
と、自分の亡くなった一人娘との生活を思い出しながら、話します。
考えさせられる…
思うと、人生は絶えず変化して同じ状態にとどまることがなく、日々の生活のなかでは嬉しいことや哀しいこと、楽しいも苦しいも(ごちゃ混ぜ)になってて…日常の小さなことは気にも留めないけど
でも、そういう小さなささやかな思い出を積み重ねることで、死ぬ前には自分はまあまあマシな人生やったなあと思えるのではないか、、と感じました。
毎日、朝ドラを観ながら、自分の人生も振り返っています(*´Д`)
人間の本来の寿命は50年🐢
ある著名な生物学者の方のお話を抜粋しますと、哺乳類や鳥類は心臓が15億回程度鼓動したら寿命を迎えるそうです。
人体は構造物のため、老朽化し、耐用年数が尽きるときが来る。
それを乗り越える方法として編み出したのが(ある程度のところで体を新しく作り直す、それが子供を作るということだ)と解説されています。
分かりやすい例がサケで、産卵し、次の遺伝子を残すことができたら、すぐ死ぬのだそうです。
体の大きさと寿命との関係なども加味すると、「人間の寿命は50年くらい。その証拠に、50歳を過ぎると
視力や体力が落ちたり病気になりやすくなったりする」そうです。
なるほどなあ、実感です。
医療や科学技術の発達により、感染症や過酷な変化で早く亡くなることが減り、現在は寿命が劇的に延びたけれど、「50歳以降の人生というのは、医療や技術によって作られた特別な時間であり、感謝しないといけない」と語られています。
実際、人類の数百万年の歴史のなかで平均寿命が50歳を超えたのは、ここ数十年のこと。
ただ、それは「莫大なエネルギーと引き換えに可能となった」とし、
「本来、次世代が使うはずのエネルギーや食糧を消費してしまっていることを意識しないといけない」と指摘されます。
そこから、生物学的に導きだされるのは、「次世代のために生きることが長生きの許可証が与えられる条件」になると。
なんですと~?!
これを人間に当てはめると、「体力的に可能なら、例えば孫の面倒を見たり、農業などで食糧を生産したり、
老老介護を行ったりすることは次世代の負担を軽減できる」のでお勧めだとのことです。
また、体に関しては、50歳以降は「保証期間を過ぎているのだから、健康な状態が標準との考えはできるだけ持たず、何か病気があるとか体が痛いとかいうことがあっても、あまり不幸だと思わずに過ごしてほしい」
とのことです。
自分も、あまり大きな社会貢献はできないかもしれないけど、次世代にとって助けになるように、自分が生きているうちは少しでも動いて、若い人のために何かをしていこう!と改めて思いました(^^)
なお、今回は(人間にとって寿命とは何か:本川達夫著)を参考にさせていただきました。
気になる方はお読みになってみてください(^^)
いつも、当院をご利用いただきありがとうございます。
当院では、開業以来ずっと内視鏡検査後の患者様に、お茶とお菓子をサービスでご提供しています。
内視鏡検査のときは、前日より食事制限があり、検査当日も絶食でご来院いただく必要があります。
検査後は麻酔もまだ少し残っている方も多く、ふぁ~とした感覚です。
その状態で検査後の説明を聞きますと、その時は理解したつもりでも後日、あれ?どんな話をしたっけ…
と、忘れている方も多いです。
検査後は空腹で体の血糖値も下がっており、ぼーっとした感覚がありますので、お茶で水分を補い、お菓子で血糖値を上げることにより、食べた後は体が目覚めるような感じがします。
検査が終わってお帰りになる際に、ふらつきなどを防止する効果もあります。
また検査の日は、患者様は、普段のお仕事や家事を休んで来ていただいていますので、検査後は皆様にひと時の休憩をとっていただきたい、という私たちの想いがあります。
いつもお疲れ様です✨、という想いと、日々の生活を頑張る皆様への敬意をこめて、一杯一杯、スタッフがお茶(コーヒー)を作っております。
ちなみに麻酔を使用しなかった患者様は、検査後比較的すぐにお帰りいただけますが、喉の麻酔は残っておりますので、すぐには飲食ができません。
検査後のお茶とお菓子のご提供は、私たちの真心を患者様にお伝えする手段ですので、出来る限り続けて行きたいと思っております。
今日はどんなお菓子が出るかな~✨とささやかな楽しみにして頂いて、いらしてください!
スタッフ一同、笑顔でお待ちしております!(^^)!
いつも当院をご利用いただき、ありがとうございます。
当院では、なるべく苦しくない、痛みが少ない内視鏡を提供するために、麻酔を使った内視鏡検査をご提案しております。
今回は麻酔を使うことのメリットについてお伝えしていきたいと思います。
当院ではおよそ95%の方が内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)の際に鎮静剤を使った麻酔を使って、検査を受けておられます。
麻酔といっても全身麻酔ではなく、静脈麻酔です。(血管に鎮静剤を注入して、麻酔をかける方法です。)
胃カメラは麻酔をしないで受けると、たとえ手技が上手な医師が担当しても、カメラが喉を通過していくときに、まあまあ喉の痛みや違和感は感じます。
麻酔なしでする場合は、医師は患者さんに声かけしたり、検査中の痛みを少なくすることに意識が向きますので
実は、患者さんの喉は、それほどじっくりは観察できません。
麻酔をして患者さんが眠っていると、その分検査自体に集中して、じっくりと観察をすることができます。
麻酔は痛みをとる作用と眠くなる作用をもつ薬を配合して使用しますので、
患者さんも概ね、検査終了後は眠っている間に楽に検査ができた、、と思ってもらうことが多いです。
大腸カメラも同様で腸が長い人や、おなかの手術を受けたことのある人、痛みに敏感な人などは、麻酔なしで検査をしますと、痛みを感じる方が多いのですが、麻酔をすることで比較的楽に検査が終わります。
…ということで、麻酔を上手に使うことは、患者さんにも検査をする側にも、メリットがあるということです。
この先、当院では、特に大腸カメラに力をいれて行こうと思っています。
(昨今、生活習慣の変化により若い世代でも大腸がんが増えています!)
検査では、大腸を行ったり来たり、何度もじっくりとみているのですが、麻酔を使うことで医師が検査に集中でき、見落としがない、確実な検査につながります。
もちろん、検査中は医師が検査に集中できるよう、患者さんの全身状態を看護師が二人体制で観察します。
患者さんが不安がないように声掛けや背中をさすったりなどのケアも行っております。
しかし、麻酔も当然、完璧な手段ではありません。デメリットはあります。
薬ですので、人によっては鎮静が効きすぎたり、気分が悪くなったり、確率は非常に稀ですが、麻酔薬にアレルギーがあり、重篤な症状が出る方もおられる場合があります。
別のブログでも記載しましたが、麻酔を使用しての内視鏡が出来ない方々もおられます。
麻酔を使用できない方に関しては(やりたくてもできない!)というタイトルのブログをご覧ください。
近い将来、看護師業界の間で流行するであろう言葉【プラチナナース】
どういう意味かと申しますと、定年前後の看護師さんを指して言う言葉ですが、専門職として熟練した看護技術と、人生経験による豊かな人間性も兼ね備えている方々を指して言うそうです。
何かトラブルが起こっても、解決する力を持っている人が多いことから、頼りになる、素晴らしい、という意味合いも込めて、こう名付けたのだと思います。
初夏頃に、当院にもプラチナナースならぬ、女性のプラチナドクター✨をお招きする運びとなりました。
(以下、U医師と呼びます。)
U医師は研修医時代、まだまだ女医さんが少ない時代の頃、今では考えられないようなバンカラみたいな荒々しい男性指導医の下で修行をされた、根性の人です。
現在では内視鏡医として、数々の健診センター、総合病院の内視鏡室などでご勤務され、人々の健康増進に貢献してこられました。
当院にも週1回、毎週月曜日に内視鏡検査を担当していただいております。
福岡徳洲会病院の仲道孝次先生師事のもと、浸水法(患者さんの痛みをより和らげる内視鏡)を取り入れておられ、丁寧で優しい内視鏡を実践されておられます。
西村知美似の、笑顔がキュートなとても魅力的で素敵な、プラチナドクターです。
U医師の他にも、他の内視鏡ドクターの方々にもお世話になっております。
皆さん、大学病院や総合病院で勤務されている、内視鏡のスペシャリストです。
今後も地域の皆様の健康を守るために、微力ながら自分たちができることをコツコツとやってまいります!
この夏の出来事です。
お盆期間中に息子が重度の胃腸炎になりました。
39℃の熱が数日間続き、腹痛や下痢、倦怠感も強く、その日は休日だったこともあり、自分たちのクリニックにて念のための採血検査をしたところ、CRPが23mg/dlと、予想以上の数値の高い炎症反応がでて、慌てて休日当番病院に受診しました。
当番病院で担当して下さった先生は穏やかそうな内科の先生でしたが、慌てる私たちと比べ、明らかに温度差がある様子で
入院をさせるかどうか、迷っている様子…。
てやんでい~!通常の総合病院だったら入院必須なレベルだよー!このすっとこどっこい‼
…と叫びたかったけど、ここは心穏やかに、どうか入院させて治療を受けさせてください、と懇願しました。
一応入院はしたものの、その病院では必要な検査も、期待する治療もなされておらず、ただ寝かせてあるだけでした((+_+))
先生の説明も家族の気持ちからすると、全然納得いかないもので、ここにいても埒が明かない!と直感的に思い、退院させました。
結果、別の病院にかかり適切な検査と適切な治療をうけ、みるみるうちに回復し、無事に仕事復帰できたのでした。
この体験からお医者さんは、みんな一緒ではない!とわかりました。
少なくても担当医と話してみて違和感があったり、話がかみ合わなければ、その医者は変えたほうがいいかもしれません。
こちらの気持ちを理解してもらえない、納得いかないと感じたときは治るものも治りにくい気がします。
加えて、本当にいいなあ~と思う医者は、患者を一人の人間として、見ている医者だと思います。
その人を取り巻く家族や状況にも配慮して、気持ちに寄り添い、自分の家族のような目線で考えてくれる、お医者さんです。
手前味噌ですが、うちの医者(あべ)もまあまあいい医者です。
信念としては、自分の家族だったらどうすれば最適か?という目線で考え、患者さん本人の気持ちも考慮しながら、診療を提供しています。
優しいだけでは、いけません。
時にはきびしくもある、愛を持った、熱男です!(^^)!
当院では麻酔を使った内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)をお受けになれない方を独自に設定しております。
それは、自分たちの都合ではなく、あくまでも患者様の万全な体制のもとでの安全な検査のためにと、考えております。
当院にて検査ができない方とは、
↓ ↓ ↓
①18歳未満の方(17歳までの方)
②85歳以上の方
③体重が100kg以上の方(麻酔の影響の他に当院ベッドの体重制限もあり、厳しいです…😢)
④酸素飽和度が94%以下の方
⑤妊娠中の方
⑥透析を受けてある方
↑この条件に当てはまる方は検査中の鎮静剤使用により、身体に負荷がかかり、状態が急変するリスクがあります。
状態が悪化したときに、すばやく対応できる救急施設を併設した高次医療機関(総合病院など)での検査をおすすめします。
症状があり、原因を知るために内視鏡検査目的で受診してくださる方や遠方より来院してくださる方へは、
本来なら、私どもも内視鏡が専門ですので、検査希望のかた全員に検査をしたい!…というのが本音ですが、やはり安全安心第一が一番ですので、ご理解くださいませ。
ご希望がありましたら、高次医療機関への紹介状なども作成いたしますので、お申し付けください。m(__)m
検査のご不安などがある方は、看護師の相談もうけれますので、お気軽にお声をおかけください。
せっかくお見えになっていただいたのにお断りをさせて頂いた方にはほんとに申し訳ありませんでした。
🌸一笑すれば千山青(いっしょうすればせんざんあおし)🌸
人生、生きていればいろいろありますよね(>_<)
仕事のこと、人間関係のこと、家族のこと、子供のこと、老後のこと、病気のこと…
いつも心穏やかに過ごしたいだけなのに、突然起こる青天霹靂の出来事😱😢
よく、「自分の人生に悔いなし」とご年配の方から伺ったりしますが、私たちは悔いは大有り(笑)です。
日々、落ち込んだり、くよくよ考えたり…
最近、「自分を受け入れるスヌーピー」という本を買いましたが、心がほっとした一文がありましたのでご紹介します。
≪困難は「ハハハ!」と大きく笑い飛ばして切り抜ける≫
目の前のモヤモヤを(あっはっは)と笑い飛ばせば、青々とした山が見えてくる感じがしてきます。
2度と味わいたくないほどに、辛いことや身に染みて苦しいこと、そんな苦い経験を引きずる道を選ぶのでなく、
困難に遭遇してもくよくよ悩まず、笑い飛ばせば道が開けてきます。
今、どちらに進むべきか、右か左か真っ直ぐか迷うとき、全体を俯瞰して細かいことにとらわれずに一笑する。
その何とかなるさ、と笑う余裕が現状を打破します。
辛いこと、苦しいことも遭遇することもあるでしょう。でもそれも、全部自分の人生の財産。
全部、ひっくるめて生きていきましょう(⌒∇⌒)
こんにちは! あべ胃腸内視鏡内科・看護師の阿部です。
今季(2024年4月~2025年3月分)の胃がん検診のご案内です。
50歳以上の偶数年齢の方を対象に実施している胃カメラの検診です。
前季(2023年4月~2024年3月分)の受付は終了致しました。現在今季分の受付を開始しております。
対象者様
☆福岡市民の方(健康保険に関係なく、職場などで受診機会のない方)
☆令和6年4月1日~令和7年3月31日の間に偶数年齢になる50歳以上の人(50.52.54.~)
🎂今年度内に対象年齢になる人は誕生日前でも検査できます!
☆料金:自己負担金1800円(通常の保険胃カメラの場合、5000~6000円かかりますのでかなりお得☺)
毎年、1月~3月の年度末は混みあいますので早めの検査がお勧めです。
尚、胃の不調のある方、自覚症状のある方は胃がん検診の対象になりません。通常の受診をおすすめします。
🌸がん検診でがんを早期に発見し、治療することにより、がんによる死亡リスクを減らすことができます。🌸
早期に発見できれば、身体への負担の少ない治療が可能です。
あなたとあなたの大切な人の為にも、検診を受けましょう👨👩👦👦