なかなか相談しにくい内容かと思いますが、大腸カメラ(大腸内視鏡)検査を予約したものの、「ちょうど生理と重なりそう…」「生理中でも受けて大丈夫?」と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。
今回のコラムではそんな疑問にお答えができればと存じます。
結論から申し上げると、生理中でも大腸カメラ検査は受けていただけます。
生理中の大腸カメラについての注意点や、当院での配慮について解説いたします。
生理中でも、大腸カメラの検査自体に大きな支障はありません。
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入して大腸の内部を観察する検査です。生理による出血は、消化管とは直接関係がないため、医学的には問題なく検査を行えます。
以下のような場合も、検査は可能です
ただし、体調が極端に優れない場合や、強い生理痛・めまい・貧血などの症状がある場合は、事前にご相談ください。状況に応じて検査日程の再調整も可能です。
当院では、生理中の患者様にも安心して検査を受けていただけるよう、以下のような配慮を行っています。
紙ショーツのご用意
生理中であることに限らず、検査時には紙ショーツをご用意しており、体勢にも配慮しています。
女性スタッフの対応
曜日によっては女性医師が内視鏡検査を対応するため、ご希望があればご配慮させていただきます。
介助や検査のご案内をさせていただく看護スタッフは女性です。
ナプキンの交換タイミングなどのご相談にも対応
着替えのタイミングなども柔軟に調整します。
プライバシーや気遣いが求められる場面だからこそ、一人ひとりの状況に合わせた丁寧な対応を心がけています。
「恥ずかしい」「迷惑ではないか」「気になることがある」――そうしたお気持ちはごく自然なものです。
当院では、どのようなご相談にも耳を傾け、安心して検査を受けていただける環境づくりを大切にしています。
初めての検査で不安が大きい場合や、生理と重なるタイミングが心配な場合も、お気軽にスタッフへお声がけください。
生理中でも大腸カメラは問題なく受けられます。
当院では、紙ショーツの使用など、プライバシーに配慮した検査環境を整えています。
生理中に不安がある方も、どうぞ遠慮なくご相談ください。
生理中であっても、検査を延期する必要はありません。むしろ、大腸カメラはがんの早期発見や腸疾患の確認に重要な検査です。
「大丈夫かな?」と感じたときこそ、お気軽にお問い合わせください。

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
専門は消化管、特に下部消化管(大腸など)。下部消化管の中でも腫瘍(がん)を専門に研鑽を積む。軸保持短縮大腸挿入法を考案・はじめられた本家本元の秋田赤十字病院で修行し、2018年に「あべ胃腸内視鏡・内科」を開業。患者さんに苦痛をなるべく与えない内視鏡検査にこだわり、患者さん一人一人に丁寧・安全に満足してもらえる、良質な大腸内視鏡検査を提供していくクリニックを目指しています。