大腸カメラ(大腸内視鏡)検査を検討している方の中には、「検査後にしんどくならないか」「翌日まで体調が悪くなるのでは」と不安に思われる方もいらっしゃいます。
実際のところ、大腸カメラ後にどのような体調になるのでしょうか?この記事では、検査翌日の過ごし方や体調への影響について、当院の取り組みも交えて解説いたします。
大腸カメラ後に「お腹が張ってしんどい」「なんとなく疲れた」と感じる方は一部にいらっしゃいます。主な理由としては以下が挙げられます。
ただし、これらの症状は一時的なものであり、通常は数時間以内に改善することがほとんどです。
また、近年ではこれらの不快感を減らすための医療的工夫も進んでいます。
【あべ胃腸内視鏡・内科】では、炭酸ガス(CO₂)送気による大腸カメラ検査を導入しています。これは、従来の空気送気と比べて以下のような特徴があります。
CO₂は炭酸飲料やビールに含まれているものと同じです。腸管からすぐに体内へ吸収され、呼気として排出されます。
検査後の腹部膨満感が大幅に軽減されます。
当日も日常生活にほとんど支障がありません。
このような取り組みにより、「検査の翌日まで引きずるようなつらさ」は感じにくくなっています。
当院では、ご希望の方に鎮静剤(静脈麻酔)を使用して、リラックスした状態で検査を受けていただいています。
鎮静剤の影響は個人差がありますが、検査当日は以下のような注意が必要です。
ただし、翌日には通常通りの生活ができることが多く、仕事や家事への支障はあまり報告されていません。
当院で大腸カメラを受けられた患者様の中には、
「検査直後は少しふわふわした感じがあったが、1~2時間で回復した」
「CO₂のおかげか、翌日はまったく問題なく過ごせた」
といった声も聞かれます。
すべての方に当てはまるわけではありませんが、こうした工夫の結果、多くの患者様が「しんどくなかった」と感じられています。
大腸カメラ後にしんどさを感じることはありますが、多くは一時的なもので、翌日には通常の生活が可能です。
当院ではCO₂送気や鎮静剤の使用により、検査中・検査後の不快感を軽減する工夫を行っています。
翌日の体調を心配されている方にも、安心して受けていただける環境を整えています。
検査に対する不安は誰にでもあるものです。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
安心して検査を受けていただけるよう、しっかりとサポートいたします。

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
専門は消化管、特に下部消化管(大腸など)。下部消化管の中でも腫瘍(がん)を専門に研鑽を積む。軸保持短縮大腸挿入法を考案・はじめられた本家本元の秋田赤十字病院で修行し、2018年に「あべ胃腸内視鏡・内科」を開業。患者さんに苦痛をなるべく与えない内視鏡検査にこだわり、患者さん一人一人に丁寧・安全に満足してもらえる、良質な大腸内視鏡検査を提供していくクリニックを目指しています。