大腸カメラ(大腸内視鏡)検査でポリープを切除した後、「仕事はいつから復帰できる?」「運動は控えた方がいい?」といった日常生活への影響が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、大腸ポリープ切除後の休養の目安や、仕事・運動・食事などの過ごし方について、わかりやすく解説します。
大腸ポリープの切除は、内視鏡を用いた日帰りでの処置が主流であり、体への負担は比較的軽度です。
そのため、激しい肉体労働でなければ、切除後に仕事を休まず復帰することも可能です。
ただし、重いものを持つ・腹圧がかかる仕事は、後述のように出血リスクがあるため2日程度は控えるのが理想です。
当院では、切除したポリープの大きさや数、出血リスクをもとに、個別にアドバイスを行っています。
なお、抗血小板薬・抗凝固薬など血液をさらさらにする薬を服用中の方には、治療前後の休薬・安静期間の調整など詳細にご説明させていただきます。
仕事よりも注意が必要なのが運動や筋肉に強い負荷がかかる行動です。
控えていただきたい運動・動作(目安として2日程度)
これらの動作は、切除部位からの遅発性出血(数日後の出血)を引き起こす可能性があります。 処置後2日は、安静めな生活を心がけると安心です。
大腸ポリープ切除後は、次のような症状に注意が必要です。
このような場合は、速やかに医療機関へ連絡してください。
当院でも、検査後の体調変化についてもフォロー体制を整えています。
デスクワークなど軽い仕事であれば、基本的に休まなくても大丈夫です。
なお、 激しい運動・力仕事は2日程度控えることをおすすめします。
ポリープ切除後の生活が不安な方も、事前に医師や看護師に相談することで、安心して日常に戻る準備ができます。
ご不明な点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
専門は消化管、特に下部消化管(大腸など)。下部消化管の中でも腫瘍(がん)を専門に研鑽を積む。軸保持短縮大腸挿入法を考案・はじめられた本家本元の秋田赤十字病院で修行し、2018年に「あべ胃腸内視鏡・内科」を開業。患者さんに苦痛をなるべく与えない内視鏡検査にこだわり、患者さん一人一人に丁寧・安全に満足してもらえる、良質な大腸内視鏡検査を提供していくクリニックを目指しています。