自然の法則 第二弾!
2・6・2の法則って聞いたことありますか?? これも自然の法則の話です。
ミツバチの例でお伝えします。
ミツバチの集団をよく観察すると、
よく働くハチ20%、普通のハチ60%、怠けるハチ20%で形成されます。
じゃあ、良く働くハチだけ集めたら、みんな働き者で生産性が上がるのではないか?と、考えますよね。
ところが、実際よく働くミツバチだけ集めたらどうなるかというと…
そのうちまた、20%・60%・20%の割合の比率に戻るそうです!(なぬ!?)
逆に働きが悪かったミツバチだけ集めても、同じ結果になるそうです。
そして話が逸れますが、ミツバチが天敵のスズメバチに襲われた時、巣を自分の体を張って守るのが
この普段怠けている20%のハチ達らしいです。
天敵のスズメバチは45度の熱で死ぬそうで、この普段は怠け者のハチ達はこの時は自分たちが主となり、
全力で羽を震わせて巣の温度を48度まで上昇させ、天敵のスズメバチを駆除します。
(自分たちも50度で死にますから、自分たちの危険もある中で身を挺して、役割を全うしているのです!)
このことは、同じく自然の法則で、もちろん人間にも当てはまります。
2・6・2の働きかたにも『役割』があるのです。
なので、怠ける役割の人を仮に排除したとしても、また新たに組織の中に別の怠ける役割の人ができていきます。
じゃあ、どうしたらいいのー?と思うでしょう。
なので、個人個人を変えようと思うのではなく、組織全体で「意識の底上げ」をしていくのが重要とのことです。
2・6・2のまま全体を底上げしていく
先生からは、組織風土、教育、文化の構築が重要だと、教わりました。
①胸を張って、失敗を発表できる文化
②その発表を承認できる文化
③その失敗を繰り返さないために、自分に何ができるか?と考える「自分が源泉」の文化
を、組織の中に少しずつ創り上げていくことが大切だそうです。
自分たちも、学んだことを実践していけるように、
少しづつ、できることから、取り組んでいきたいと思います!
なお、この文章はアビリティートレーニング木下晴弘先生のお話を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。