あなたの物語は人を救う

 

6月初旬にベストセラー作家であり、教育者でもある、喜多川泰さんの講演会に行ってきました。

 

喜多川泰さんは私たちの大好きな作家さんであり、その著書があまりにも素晴らしすぎて、私達はすっかり、

≪喜多川沼≫にはまってしまっています。😍

 

 

喜多川泰先生の著書はいろいろと読ませていただきましたが、どれも自分の心の奥深くに刺さる話です。

読んだ後は、自分の何かが一皮むけたような、清々しい気持ちになります。

 

ほんとに…わたしの勝手な妄想ですが、先生自体も若いころに、たくさんの苦い経験があり、それを基に教訓として、人生が豊かになる考え方の教えとして、本にして教えてくれているのだなぁ、と感じます。

 

講演会のテーマは(本を読もう、人生を笑って旅するために)でした。

 

本は人の人生を救う。そこから自分の経験を、誰かの人生に役に立てていければ、自分の過去も少し肯定できる。

 

暗闇に居続けた人は、希望の光も見つけられる人。

暗闇にいた経験がある人は、優しさや強さも身につけて、同じ境遇で苦しんでいる人の役に立つことができる。

 

本を読もう。運命的な本に出逢うことで、人生が変わることもある。

 

また、人生を変えようとするときは、少しずつ進む。一気に変えようとしない。

できるだけゆっくり、人がいかないような遠回りをして、でも誰よりも遠くへ行こう。

 

子供に何かを伝えたいときも、自分が習得したのが50才だったら、自分の子供にも50才までには習得しようね、という。

もしかしたら、自分はその時はこの世にいないかもしれないけれど、自分がその子に伝えたいことがあるならば、きちんと伝えておきたい。

 

また、自分らしいか?自分らしくていいや、と思う成長を志す。

そう、思えたところに、人生は楽しくなる。

 

自然の変化には終わりがない。

変化の途中、人間も自分が大事にはぐくんできたものを次世代に託して続いていく。

人生を変える手段は人との出逢いである。人や本や非日常に出会うことで人生観が変わっていく。

 

自分も今まで50年生きてきましたが、本を必要とするときは、たしかに人生の暗闇にいたときでした。

両親も早くに亡くなり、仕事や子育てに必死で、誰かに助けを求めたいときに、本にすがった記憶があります。

本に書かれてある言葉に、前を向く力をもらったのを思い出しました。

 

今は年を重ね、心穏やかな日々ですが、その苦しい時代を生きてこなければ、今の自分はなかったと、思います。

その「暗闇にいた昔の自分」にも、よく生きてきたね!ありがとう…とお礼が言いたい気持ちです。

 

これからは、次世代の為に、自分の身近にいる人のために、自分がいままでコツコツ積み上げてきたものを渡していきたいと思います。

 

喜多川泰先生、人生を変える素敵な本をたくさん世に出してくださり、ありがとうございました!

また、福岡喜多川泰の会の皆様、講演会の日の心のこもったおもてなしを、ありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年06月04日